那谷寺:石川県小松市

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【 概 要 】−那谷寺は養老元年(717)に泰澄法師が白山を開山した際に、千手観音が出現、それを模した千手観音像を自ら彫刻し安置し創建されました。創建当時は岩窟に千手観音を祭っていた事から「自主山厳屋寺」と呼ばれていたものの、寛和2年(986)に花山法皇が参拝した際に、西国三十三観音霊場の全ての霊力が結集した霊地である事を悟り1番札所として選定されていたの那智山青岸渡寺から「那」の字、33番札所に選定されていた谷汲山華厳寺から「谷」の字に因み寺号を那谷寺に改称し中興しています。その後は天皇の勅願所として信仰を広げ大寺院として発展しましたが、南北朝動乱の兵火や一向宗の一揆の影響、戦国時代の兵火により境内が荒廃し長く衰退していた時期がありましたが慶長2年(1597)に本殿や拝殿、唐門、護摩堂、鐘堂などが再建され、寛永17年(1640)に荒廃に憂いた後水尾院の勅命により加賀藩2代藩主前田利常が境内の整備を目指し、名工として知られた山上善右衛門に命じて堂宇が再建、修築されました。元禄2年(1689)には「奥の細道」で那谷寺を訪れた松尾芭蕉が「石山の 石より白し 秋の風」を発句しています。神仏習合の形態をとっていた為、明治時代初頭の神仏分離令と廃仏毀釈運動により大きな混乱となり明治4年(1871)に加賀藩が廃藩になると庇護者を失い再び衰微しましたが昭和に入り本格的な再興が行われています。大悲閣(拝殿)は慶長2年(1597)に造営されたもので、入母屋、こけら皮葺、正面千鳥破風、正面軒唐破風、平入、懸造、間口3間、奥行2間、国指定重要文化財に指定されています。三重塔は寛永19年(1642)に造営されたもので宝形屋根、桧皮葺、高さ11.6m、間口3間、奥行3間、内部には大日如来像安置、国指定重要文化財に指定されています。
甲信越・北陸地方の名刹巡礼 古寺100選
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